洗面所のDIYリフォーム<前編>

ご無沙汰しております!
200坪ある庭の工事について大変な状態で、すっかり放置してしまいました。

規模が規模、金額も金額でして・・・プランニングから業者選びまで足かけ1年近くかかりましたが、やっと落ち着きました!
あとは造園屋さんにやってもらうだけ(笑)

これからは、どんどん記事をアップしていきたいと思います!

作業スケジュール

洗面所はほとんどトイレと同時進行で作業を進めました。

洗面所の壁(繊維壁)の壁剥がし(トイレと同時作業)

既存洗面台の撤去

壁のペンキ塗り

壁面タイル貼り

洗面台の新設

洗面所の床の底上げ

洗面所のフロアタイル貼り

*オレンジ色の部分は業者

繊維壁の壁剥がし

湘南のお家では、トイレ、洗面所、そしてお風呂場は、あとから増築された場所です。モルタル(コンクリートみたいな灰色)の壁に、紙っぽいパサパサした繊維感ある素材が吹き付けられてました。

この繊維が、一部剥がれ落ちたり、洗濯機がおいてあったところはカビが生えたり・・・と非常に汚い!この状態で、プライマーを塗ったら、ボコボコするし、何かの時にペンキごと剥がれ落ちそうなので、繊維壁自体を剥がすことにしたんです。

「インテリアバール」という道具を使って、物理的にゴリゴリと壁を剥がしていきます。繊維壁自体がパリパリに乾燥してたところはよかったのですけど。乾燥しきれてない場所も結構あって、剥がす作業は・・・とんでもなくシンドかったです。

「大変なの〜」と工務店さんに泣きついてみたら、「ハクリン」というプロが使う剥離剤があるそう。

白い粉に水を入れて、ふやかし、それを繊維壁に塗りつけて数分放置すると、繊維壁が剥がれやすくなるというもの。ホコリも出ないと言われました。

資材専門のネットショップで買ってみました。

実際にハクリンを使ってみた感想。

壁だけじゃなくって、床も自分もべちゃべちゃのぐちゃぐちゃ状態。お友達にも手伝ってもらい、なんとか作業を進めましたが、この方法で効率よく剥がれるようになったとは思えず。

結局、 壁の半分以上は、ヘラで力任せにこそぎ落とす ことに。ワタシは自分がベチャベチャに濡れまくるのが嫌みたい(笑)

あとから、他のDIYサイトで霧吹きで水を吹きかけるという方法を見つけました。効果ありかわかりませんが、わざわざ専用の粉を買う必要はないかも、です。

<Before>脱衣所

<After>脱衣所

剥がした壁のところどころが白いのは、補修剤を埋めたから。
モルタルの壁の隅という隅は、基本的にボロボロと崩れかけているところが多かったです。そのボロボロのところに補修剤を入れて「平ら」にしました。

一番、ひどかったところは、洗濯機が置かれていた壁(上の写真)。激しくボロボロですが、こんなこと日常茶飯事になったので、全く驚かない(笑)。こういうところも、諦めず無理やり補修剤で埋めまくります。



ちゃんとマスキングテープをして、補修材を埋め込みます。
あまりにも範囲がいっぱいだと、マスキングしたくない気持ちはわかりますが。

 ここは、最後の仕上がりに大きな影響を与えるので、しっかりマスキングしましょう。 

で。補修材でオススメ。

補修材も〜
もう本当に色々なところのもの、使いました。

最終的にこの2つに落ち着き、使い分けました。
何個買ったんだろ???
補修するところだらけだったので、相当数、購入しましたわ(笑)

<アサヒペンの軽量パテ>
こちらは、範囲の大きい場所、溝が大きく深いところ。
たっぷり使います。
驚くほど軽く、そして速乾が良かったです。
とはいえ。寒い時は、それなりに乾くのに時間がかかります。

<ボンドの多用途シール>
主に「壁きわ」に使いました。
小さくて、片手で作業しやすいので、脚立にのりながら天井のあたりの作業も楽にできます。

自力でなんとかしなきゃいけないと思うと、なんとかなってしまうのですね。ふふふ。

<Before>洗面台を撤去した後の剥離作業中

<After>剥離後の壁

トータルで3日間程度かかった剥がす作業。
朝から晩までひたすら剥がしまくったわけですが。

これまでペイントやらサンディングやらやってきましたが、この作業は、一番、飽きました。
単純作業には変わりないのにね。これはワタシの個人的な好みの問題なのかな?

下地作り

剥離作業、そして補修作業が終わり、よ〜く乾燥させてから、ペイントに入ります。
(一部、タイル貼りありだけど)

が。もちろん、その前に下塗りです!

モルタルの壁は、もうそこにあるだけで、ボロボロと壁から砂が落ちてくるので、しっかりと下地剤(プライマー)で密着させます。

壁は壁用のプライマー(下塗り剤)、そして、過去にニスが塗られた柱にはミッチャクロンを塗りました。

下地塗りが完了してから、まずは柱に本塗りペイント。
壁自体は、洗面台を決めてから、塗ることにしました。

オシャレな洗面台を探したら、サンワカンパニーを見つけました。

正直、洗面台はイケアのモノで良かったのですけど、床下配管(床に下水管が組み込まれてる)タイプの洗面台がなくって・・・。だからと言って、ホームセンターに売っているいわゆる洗面台というものも、嫌。それで、ネットで探しまくっていたら、サンワカンパニーにたどり着きました。

サンワカンパニーは、建築事務所さん御用達で、デザイン性高く、お手頃価格の建材を売っているお店です。そして、何と言っても法人だけでなく、個人でも購入できるんです!

オンラインショップもありましたが、ショールームが外苑前にあるので、行ってみました。

ホントーに、オシャレで機能的で、しかもお値段も高くない!大感動(笑)

洗面台などはパーツごとに購入して、組み合わせることもできます。
とはいえ、今時のお家で床下配管は見かけないので、床下配管用の洗面台自体種類が少なく、選択肢は少なかったですけどね。

*サンワカンパニーのサイトから画像をお借りしています。

で、決めたのはこちら↑のシリーズの750mm幅に。
「ホテル洗面台」+「エリッセコッコ(洗面ボウル)」+「リネアトール混合水栓」+「ステムズミラーボックス」のセット。
この色違いのホワイトにしました。

サンワカンパニーで個人で購入するときにポイント
・ネットショップで在庫の数をチェックできますが、いきなり在庫切れになることがあります。良いと思ったら、すぐに注文!
・配送してくれますが、配送業者は敷地のところで荷物を降ろします。玄関じゃないのです!大物を購入するときは、室内までの運搬のことを考えて購入しましょう。

ワタシは、到着日を業者さんが来る日に合わせ、業者さんに運んでいただきました。

洗面台にあわせて、ペンキ塗りとタイル貼り

脱衣所の色。

「和風」「レトロ」をイメージしたら、旅館の「ゆ」って書かれた紺色の暖簾を思い出しました。
古民家なのでね、濃いブルー系にしましたよ。

ベンジャミンムーアの#2061-20 Champion Cobaltです。

洗面台のサイズに合わせ、洗面台背面を除き、ペイント。
また、洗面台のサイズに合わせて、タイル貼りも行います。

イタリア製のシチスのタイルは、お値段がめちゃくちゃ高いのでね。
少しでも節約です(笑)。

ここは、トイレよりもタイルを貼る面積は広かったのですが、突起がなく、平面だったのでやりやすかったです。

洗面台、設置

水道屋さんがくるタイミングで、サンワカンパニーに配達してもらい、いよいよ設置!

ピタっと洗面台が収まった時は、感動しました〜
予想以上に素敵な雰囲気!!

ちなみに給湯管(お湯の方ね)が壊れていたので、そちらだけ直してもらっています。
一番お安い方法でお願いしたので、配管が壁沿いに見えてますね。ま、レトロな雰囲気なので気にならないかな。

掃除嫌いだからこそ、モノを下に置くのが大嫌い。そんなワタシにぴったりの壁面コップ置き、見つけました。トーヨーキッチンのものです。こちらもすごいお気に入り!!

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空き家や実家、相続などで受け継ぐ不動産があるならば、一度査定してもらった方が目安になります。

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