町家作りやお寺のお庭のお勉強をしてきた京都旅から戻ってすぐ、湘南のお家にやってきました。というのも。先週、急に始まった門扉と玄関アプローチの工事状況を見にね。
ちょうど工事がスタートして1週間以上経っていたので、門もアプローチも出来上がっているかと思いきや、ほとんど進んでない。
どうやら、巨大な木の根っこ(写真は1つだけだけど、これ以外にもう1つありました)に阻まれ、その根っこの撤去に時間がかかったそう。水道管の近くだったので解体業者さんが撤去してなかったのですよね・・・。
給水の水道管に絡むように地中にあった根っこ。それを丁寧に人力で土を取り払い・・・最後は機械でエイやってとったそう。
ちなみに、もちろん追加料金取られます・・・
ただ、処分費は近所の処理場に私と一緒に持って行っていき、無料に。
どーでも良い情報かと思いますが、 「根っこ」の処分が一番費用がかかるんです 。
<変更前>
<変更後>
とにかく、あらゆるところで「コスト削減」、つまりケチってます。(苦笑)
古い家なので、不具合な部分がしょっちゅう見つかる、見つかる・・・。そして、不具合部分が見つかるたびに修理費用がかかるんです。
先月は、古い大きな排水マスの中にどぶネズミを発見し・・・今月はじめに、ネズミが入りづらい最新の排水マスと下水管に全て交換しました。とほほ。
まあ、そんな具合で。もともと予算に見積もっていない箇所の修理が本当に多い。だからこそ、あらゆるところで、少しでもコスト削減をしているのです。
だから、この門扉&玄関アプローチ工事も、職人さんのお時間ができたときに急にスタート。そして、木の根っこ問題が出てきたことも、私の中では想定内なのです(笑)
到着日は、ちょうど玄関から門扉までのアプローチに置く御影石板の配置作業でした。
コスト削減のために、正確に計測せずに設計してもらってるので、かなり行き当たりばったり(笑)
<変更前>写真でおわかりのように、当初は玄関と同じ高さで石板を置こうとしました。
そうすると、門扉〜玄関の間の地表が低いので、かなり大量の土を持ってくることに。
「庭のどこかに池作らないとね」
半ば本気の冗談が飛び交うこと。
さすがに池はイヤ〜。
玄関から12cm下げてもらうことに。やり直ししてくれました・・・。ありがたい。
12cm下げても、それでもまだ土が足りない!
・・・ということで、ひらめきました。
プチ畑に黒土を入れようとしてたんです!!
その黒土を入れようと思っていたスペースの土(砂土)を使ってもらうことにしました。
大根作りたい〜と言ったら50cmほど、掘ってくれた。棚ぼたラッキーです(笑)
ケチっても「こだわり」はあります。
飛び石にはしたくなかったので、きっちりと並べてもらいました。
そして、土留め(道の縁取り)の部分には、ピンコロ(四角い石)にしてもらいました。
御影石板とピンコロの間、そして、門扉から公道までの道のり、約30m。真っ白な石灰砂利が敷き詰められます。
玄関アプローチの両側の庭はまだ手付かずで野性味溢れる状態ですが。
玄関アプローチだけでも素敵な姿になるのは、とっても楽しみです♡