セドナ旅行で出会ったアウトドア・バーベキューグリル
2017年9月のアメリカ・セドナ旅行で、レジデンス・ホテルに6泊しました。そのとき、ホテルの敷地内に何台もあったバーベキュー・グリル。それを利用してバーベキューしたら、と〜〜〜っても美味しい仕上がりになったんです。
はい、我が家のキッチンにはガゲナウのバーベキューグリルがあります。そこでグリルするとそれはそれは美味しいと思っていたのですが、その数段上のレベルに行くほどの美味しさに!!
衝撃的でした。
ホテルのものはバイキング社のものではなかったのですが、構造はほぼ同じ。ガス火で立ち上がりが早く、蓋をすると圧力&スモーク仕上げとなり、あっという間に美味しいグリル料理の出来上がり。
これは、すごい〜とオットと二人でしみじみ感心しました。
そのバーベキュー・グリルの美味しさを知ってからは、滞在中、何度も食材を持って行ってグリルマシーンでグリルして、お部屋でいただきました。
ベーコンだって、ハッシュポテトだって、なんだってグリルしたら絶品料理。こんなグリルがあったら、素敵ね♡なんて言っていました。
Viking社のアウトドア・バーベキューグリル
で。湘南のお家をリフォームすることを決めたとき、まず最初に浮かんだこと。アウトドア・バーベキューグリルで最高峰といえるバイキング社のグリルマシーンを入れるということ。
Viking(バイキング)社は、1987年にアメリカのミシシッピ州で創業。業務用的でありながら、家庭用という世界でも珍しい調理器用機器メーカー。ミシシッピ州にある独自の製造工場にてほとんどすべての製品を製造している
タフな機能と無骨なデザインで、人気ある米国ブランドのバイキング。とにかく一つ一つの機器がアメリカンサイズで大きい!なので、今のマンションの小さなキッチンスペースを利用したオーダーキッチン作りでは全くその機器を採用するなんて考えられませんでした。
でも、湘南のお家のお庭はうんざりするほど広い(笑)
どこへでも設定可能。迷わず、バイキング社のものにすると決めました。
まずは、実物を見に、バイキング社製品の輸入元であるツマシマ商事さんへ行ってきました。担当者さんが色々と説明してくれるのですが、聞けば聞くほど惚れ込みます。
<アウトドア・バーベキューグリルの特徴>
■大きな食材を一気に焼き上げる8.8kW(7,650kcal)の高火力遠赤バーナー
■直火と空気熱でより美味しく調理できる温度計付きキャノピー(蓋)
■ロテサリー機能。背面の遠赤バーナーにより、食材を高温で均等に素早く焼き上げる
■スモークチップ専用ボックスの搭載により、気軽にスモーク料理が可能
いや〜。さすが専用のグリルマシーン。パワーが違います!!
ネットでアメリカ本国のバイキング製品を調べたところ、アウトドアシリーズにはグリルマシーン以外にも、冷蔵庫やガスコンロもある充実したラインナップ。でも、日本ではグリルマシーンのみ販売。あれ?おかしいな。
どうして冷蔵庫とか販売されないのですか???
担当者さんに質問すると、「日本の方が降水量が多く、漏電する可能性があるから」ですって。気候条件の問題なので、今後もその他の機器を輸入することはないとまでいわれました。
冷蔵庫とガスコンロ、欲しかったのにな〜。とっても残念です。
さて。気に入れば気にいるほど、気になってくるのはグリルマシーンのお値段(笑)。一応、メーカー小売価格を聞くと、目が飛び出るほどの金額した。それに、需要はというと・・・年間片手で数えられる程度の販売台数で、青山や六本木、葉山あたりしか納入したことがないそう。
ワタシ自身、アウトドアキッチン構想の参考にと、色々とウェブサイトで「日本でのこのグリルマシーンを利用している施工写真」を探しました。ですが、ま〜ったく見つからず。なので、担当さんにこのマシーンを使用しているお宅の施工写真を見せてもらいたいと頼んでみました。が!完全なる男の趣味で導入する方がほとんどなので、撮影を断られるそう(苦笑)
そ、そうなんですか・・・
ちょっと(いや、かなり)がっかりしました。
なので、完全に海外のサイトを探して、どんなアウトドアキッチンにしたいのか、ビジュアル・イメージを膨らませました。
値段のカラクリ
お値段が高いと、かなり怯みます。
でもね、この小売価格という値段にはカラクリがあるんです。実は、実際の価格は取引するキッチンメーカーや工務店によって金額(割引率)が異なるということ。おそらく割引率は20〜50%くらい違ってきます。と〜っても幅があるんですよね。
現在の我が家のオーダーキッチンをお願いしたアムスタイル。アムスタイルさんはバイキング製品の扱いが多いことは知っていたので、きっと割引率も高いはず。
そんなことを考えながら、予算を決めました。
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ビジュアル・イメージで手描きと画像写真を用意
なんとなく、頭の中でアウトドア・キッチンのイメージが出来上がりました。ですが、それを他の人、それも業者さんたちとシェアするためには、ビジュアル化する必要があります。
ピンタレストで見つけたアウトドアキッチンの画像イメージを何枚かピックアップ。さらに、何にも無いよりは「まし」なので、手描きでデッサンまで(苦笑)。
こんな絵を見せながら、アムスタイルさんや、工務店さんとお話を進めていきました。
まだまだ日本では馴染みのない「アウトドア・キッチン」。大した絵ではありませんでしたが、ビジュアル・イメージには随分助けられることになります・・・