【まとめ】モダンな和室へDIYリフォーム:Before→After 壁のペイント編

最終更新日:2018年9月29日

こんにちは。随分と更新が止まってしまっておりましたね。更新しなかった間に、アクセス数がすごく伸びていてビックリしました!
遊びに来てくださった方、ありがとうございます。
そして、WEBメンバーのみなさま、更新楽しみにしていたことと思います。す、すみません!!

この2ヶ月、まあ、いろんなことが起こりましたが、全て落ち着いた(落ち着いたと思いたい!)ので、どんどんアップしていきたいと思います!この記事も長文となってしまいましたー。ご興味ありましたら、ぜひ最後までお読みくださいませ。

モダンな和室再生プロジェクト

(1)天井柱&柱のサンディング
柱の材質は木材。キズや変色がひどいので、全てヤスリがけ(サンディング)することにしました。

(2)天井&柱のステイン塗装
母屋の部分は天井も全て木材。サンディングができないところ、サンディングしても汚れが落ちないところは、ステイン塗料でペイントすることにしました。

ただいま作業中はコレ(3)壁のペイント

砂壁、土壁、繊維壁、全て水性塗料でペイントします。色が豊富で、光沢感の種類まで選べるベンジャミン・ムーアのペイント塗料を使用します。

(4)襖&仕切り襖
枠を壁の色と同色でペイントし、襖自体は張り替え。和モダンな素敵な柄のものを見つけました!開閉の滑りもよくします。

(5)畳
家具をずっと置いていたので、全て新調します。カラー琉球畳を導入予定。

「ペンキ塗装」で壁を再生しようと考えたワケ

色々と検索した結果、和室の壁の再生方法を3つに絞り込みました。

(1)壁紙を貼る

(2)ペンキで塗装する

(3)珪藻土などナチュラルな素材を塗る

問題は、どの方法を採用するか。

私にとって 和室再生のテーマは「和室らしさ」と「オシャレ感」 

「和室再生」で検索すると、洋風チックにする場合が多いのですが、せっかくの古い木造の家。「和室」は和室らしくしたかった。だから、大工さんも驚く柱のサンディングまでやりきったんですよね。

で、和室の壁をどうするか決める時、一番最初にやったことは、和室の象徴でもある襖紙の色柄選び畳の色選びした。
えーって思うでしょ?
今の時代、和室はどんどん減っているから、襖紙の色柄の種類も、畳の色の種類もめちゃくちゃ少ないです。だからこそ、 まずはじめに、一番選択肢の少ない襖紙の色柄と畳の色を好きなものに決めてから、それらにあった壁の色にしよう と考えました。そうすると、ペンキ塗料が一番、襖紙の色柄や畳に合わせやすい!

ただ単に「真っ白な和室」じゃつまらないのでね〜。襖紙は大胆な柄物、色物にしたかったの。ふふふ。

*襖や畳関係はまた別記事に書きます。

アメリカの塗料メーカーであるBenjaminMooreベンジャミンムーアのペンキ塗料にした理由も、微妙な色合いの襖紙にあわせたペンキ塗料が欲しかったから。ベンジャミンムーアの色の種類はなんと3600色、そして3種類の艶感も選べるの!!どんな素材や柄にだってあわせられる色が見つかりますよ。
私はサンプル襖紙を持ち込んで、店員さんと一緒にあーだこーだ言いながら、ペンキ塗料の色選びをしましたわ。

>>>ベンジャミンムーア公式オンラインショップ

ちなみに。

(1)の壁紙作戦。おそらく、一番安く、早く壁再生をするなら、真っ白な業務用壁紙で業者に頼んでやってもらうことかなーと思います。実は、私自身、フォトスクールの開催所である銀座サロンの一部の壁を過去2回ほどDIYで壁紙を貼ったことがあります。DIYした感想としては、 一人作業は難しいこと  オシャレな壁紙は高いこと 。ただ単に、壁を綺麗にしたいだけなら、安っい壁紙でも良いのですけど。ちょっと素敵な壁紙って、それなりのお値段なんですよね。

(3)珪藻土などナチュラル素材の塗料を塗る作戦。これは 圧倒的に色の種類が少ないこと  塗料自体が重いこと  塗り方にコツがあること (塗りムラも味わいと言えば、そうなんでしょうけどね・・・)から、やめました。

ペイントの手順と道具

大きな作業の流れとしては

  • マスキングテープ、マスカーで養生
  • プライマーで下塗り
  • 乾燥(冬場は6時間、夏場は4時間)
  • ペンキ塗装・1度塗り
  • 乾燥(冬場は4時間、夏場は2時間)
  • ペンキ塗装・2度塗り
  • 乾燥(1時間)
  • 養生剥がし

ボロボロと素材が落ちてくる砂壁、繊維壁は、た〜っぷりとプライマーやペンキ塗料を吸い込むので、乾燥時間は規定よりも長めにしました。基本的に私はせっかちな性格なので〜(苦笑)。数回、乾燥が甘い状態でペンキ塗料を塗ってしまったら壁の一部が剥がれ落ちました。はい、その補修の方が面倒臭かったです。(笑)

なお、 壁紙にペイントする場合は下塗りなし で大丈夫です。これはプロのペインターさん、工務店さんにも確認しましたー。

そして、ペイント道具ですが、ベンジャミンムーアの塗料を使うと決めたこともあり、そこでスターターキットを主人と私の二人分として2セット購入しました。でも、あとで友人たちがお手伝いしてくれることになり・・・3〜4セット買っておいてもよかったかなー。


*画像お借りしてます。

すぐにペイントできるツール10点セット。

こういうスターターキットは便利でお得ですね。素人が、個別に道具を揃えるのは買い忘れもあるので、塗料を購入するときに、同時にキットを購入すると良いかと思います。

これをベースにして、消耗品類は追加で購入しました。

なお、 色を変えてペイントする、何日間に分けてペイントするといった場合は、バスケットの内容器は必需品!  下記に詳しく記載してますので、理由はそちらで読んでくださいね。

壁のペイントは『下塗り』で全てが決まる

*1階和室8畳と6畳の間の欄間

壁のペイントで一番重要ポイントが下塗り 下塗りして下地をしっかり作り込むことにより、その上に塗るペンキ塗料が少ない量でムラなく綺麗に塗りあげることができる そうです。だから、一番大事な作業ってワケ。

特に凹凸感のある和室の壁材は、下塗りして下地づくりをきちんとしていないと、大失敗につながります。DIYerの先輩たちのサイトを読み漁ると、この下地づくりで大失敗して、ペンキを塗ったらそのまま壁が剥がれ落ちた・・・という方も多くみうけられました。

失敗して二度手間・・・なんてことはなりたくない!
それはそれは時間をかけて、プロのアドバイスをもらいつつ、自分が納得いくまで調べました。

もう本当に、その「調べて、下塗り剤(プライマー)を決める」のが面倒臭かった!!でもね、そのおかげで、全て問題なく、スムーズに塗れましたけど^^。

ベンジャミンムーアの下塗り剤を使ったけれど、プロがオススメのミラクシーラーエコも良かった

湘南のお家は、後から増築したこともあり、 昭和の時代の和室に使われる全ての種類の壁 が存在しました。

*1階和室6畳

初期に建てられた和室8畳と和室6畳は、土壁と砂壁。
 土壁はツルンとした表面ですが下塗りは必須! だまされちゃいけません。実際、台所の土壁は祖父母の時代に下塗りなしでペイントされていて、ハゲハゲのボロボロの状態でした・・・。

砂壁は、本当は緑色してますが、変色して茶色っぽい色になってました。

*2階和室6畳

増築で建てられた2階和室と廊下は繊維壁。キラキラした物体が入ったポロポロする材質です。マダラ模様に変色してました。もう、本当に汚すぎて気持ち悪い!!

ちなみに、台所に隣接する和室6畳、通称・ダイニング和室の壁は、祖父母の時代に繊維壁をリフォーム?して壁紙が貼られてました。壁紙は下塗りなしでペンキ塗料が塗れるので楽です〜。

さて。とにかく、壁紙を除いた、厄介な3種類の壁を全部塗り替えたい。

 下塗り剤(プライマー)は、厄介な3種類の壁の材質に共通して使えるもの であること。

・和室だけでなく、台所や洗面所なども含めると、壁をペイントする広さは100㎡以上なので、 塗りやすい こと。

その2つが最重要項目!ベンジャミンムーアの店員さんともじっくり話た結果、ガラス以外ならどんな素材でもOK!のベンジャミンムーアのFreshStartにしました。

正直、お値段は高い!!

1ガロン(約40㎡相当/一度塗り)で9900円(税別)
5ガロン(約200㎡相当/一度塗り)で37800円(税別)

実際に下塗りしてみると、予想以上に壁がプライマーを吸い込みます。最終的に7ガロン購入し、一番厄介な繊維壁と土壁は塗りきりました。

その後、プロの塗装屋さんと仲良くなって、プロが、砂壁や繊維壁にもオールマイティーに使っている下塗りプライマー剤を教えてもらいました。
それが、ミラクシーラーエコ。透明色と白色がありますが、 ペンキ塗料の発色が良くなる「白色」がオススメだそう。 

15キロ入りで約5000円!めちゃくちゃ安い〜。
すでにやっかいな壁たちは全て塗り終わってましたが、まだまだ他にも塗りたい場所はあるので、巨大な15キロ缶を購入しました。

使用感は、ベンジャミンムーアのFreshStartよりはサラリとした、より水に近い感じの液体。こちらは、台所の土壁、サンルームのコンパネ、2階の布製の天井や玄関間仕切りの木製柱などなどに塗りました。さすがプロが使うだけあって、伸びがよく、塗りやすい!乾きも若干早いかな。

下塗りプライマーは、このミラクシーラーエコが安くて、すごく優秀!最初からこの存在を知っていたら、これを使ってました(苦笑)。

ポイント1:失敗しても良い壁からスタート

<Before>2階和室6畳

ベンジャミンムーアのペイントレッスンへ主人と二人で参加して、実践的なことを全て学びました。

とはいえ、所詮、素人。なんらかの失敗があると考えて、 失敗しても良いと思える壁からスタート させることに。2階和室を実験場にしました。

これが大正解!

はい、やっぱり失敗しましたー(笑)。難易度が高いと言われる和室の壁を塗るわけです。養生が甘くて柱に塗料がついたり、塗り方のコツがわからずにベロっと繊維壁が剥がれたり・・・といろいろとやらかしました。ははは。

素人は、素人であることを意識するのが大切ですね。おかげですごく勉強できましたし、その後、スピードアップして塗れるようになりました。

その「やらかした」ことから学んだポイントもご紹介しますね。

<After>2階和室。遠くから見ると、それなりに綺麗に仕上がりました。近くから見ると・・・(笑)

ポイント2:マスキングテープは塗らない側に1mm下げて、空気を抜いて貼る

はい、失敗例です。
写真では、ギリギリにマスキングテープを貼ってますね。

マスキングテープは塗らない側に少し下げて貼る。つまり、 少しはみ出しぎみに下塗りもペンキ塗料も塗りましょう 。じゃないと、「塗られていない隙間」ができちゃうのですよ!

あと、テープを貼った後、ぎゅっとテープを上から押さえて、中の空気を抜きましょう。テープだからって安心してはいけません。ぎゅっと上から押さえつけないと隙間から、塗りたくないところへ塗料が侵入してくるのです。

実験場となった2階和室。遠くからみると、なかなか綺麗に見えますが。近くに寄って見ると、柱のあちこちにプライマーやらペンキ塗料やらがくっついてます。(笑)

ポイント3:プライマーはたっぷりと塗る

*左側壁はプライマー塗り後、右側壁はペイント一度塗り後

結構、ケチくさくなって、プライマーを薄く塗ろうとしてしまいます。でも、ここは た〜っぷりローラー刷毛にプライマーを含ませ塗り込みましょう 

下塗りの効果は「素材を固めること、上から塗るペンキ塗料が壁に吸収されるのを抑えること」。ここでしっかり下地を固めておかないと、どんだけペンキ塗料が必要になることか・・・

最初は、薄めにプライマーを塗ってしまってたんですよねー。そうしたら、下のポロポロの素材をローラーが巻き込んでしまい、塗りにくい塗りにくい!その後ペンキ塗料を塗ったときも、どんどん壁が塗料を吸っているのがわかりました。

ちなみに、 プライマーは均等に真っ白に塗る必要はなし 。ムラがあっても上からペイントするので、仕上がりはとても綺麗になりましたよ。

ポイント4:2度塗り厳禁!

下塗りは1度塗り、ペンキ塗料は2度塗りします。

が、ここでお伝えしたい「2度塗り厳禁」の意味は、十分に乾いた状態での2度塗りはOKですが、生乾き状態での2度塗りは絶対にダメということ。
つまり、 塗っている作業中に同じ場所を2度塗りすると、壁が剥がれ落ちてしまう のです!

ちょっと気を抜いてしまったら、同じ場所を2度塗りしちゃったんでしょうね。ローラー刷毛に壁が巻き込まれ、一部剥げ落ちてしまいました・・・(後から補修しましたよ。多分、そんなにわからない仕上がりになったと思う)
ローラー刷毛は同じ場所にかぶらないように、塗りましょう〜

ペイント道具は使い捨て

ペイントレッスンでは、刷毛の洗い方なんかも学びました。

が。

広大な面積をペイントする場合は、「洗う」のはオススメしません。使い捨てる感覚が良いですね。実際、プロの塗装屋さんに伺いましたが、使い捨てだそうです。やっぱりねー(笑)

というのも。その理由としては、
・洗うのに大量の水が必要
・それほど綺麗に洗えきれない
・疲れているのに、洗う作業はしんどい

私もはじめの2回くらいは、ペイント作業後に洗いました。
でもね、1日7時間近くずーっとペイントしていて、身も心も疲れきった最後の最後。さらに、道具たちのお片付けに1時間近くかかるわけです。さらに疲れる・・・

なので、ペイント道具は「使い捨て」と割り切りました。
これでお片づけ時間も30分以上短縮!気持ちも楽になりましたね。

使い捨てにした道具たちは

・ローラー刷毛
・ローラーバスケットの内容器
・ローラーバスケットのしごき網
・ゴム手袋
・刷毛

つまり、塗料がついたものは基本、捨てる感じ。
ただし、同じ色で翌日以降も塗る場合は、ラップなどして塗料や刷毛を保存します。保存は冬場で1週間くらいかな。

砂壁&繊維壁には、ローラー刷毛の毛足は長め

*プロの塗装屋さんが使っていた長毛のローラー刷毛は毛足がなんと25mm!ながっ!全く同じものはホームセンターにはありませんが、なるべく長い毛足のモノがいいそうです。

これはね〜、やっかいな壁塗りの最後の最後あたりに聞いたことなのですが。

どうしても階段上の、背の高いところが自分で塗れなくって、プロの塗装屋さんに塗装をお願いしました。近所のお家を塗装していた職人さんにいきなり声かけてナンパしてね(笑)。そのプロの塗装屋さんに、ボロボロと砂が落ちる「砂壁」と「繊維壁」の塗りやすい方法を聞いてみました。

そうしたら、「砂壁や繊維壁は、下地のボロボロしたものを巻き込むので、 ローラーの毛足は長いもの が塗りやすい」とのこと。

巻き込むからこそ、短めの毛足が良い感じがしますが、長い方がたっぷり塗料を含むので、返って巻き込まないんですって。

へー。

すでに中毛タイプのスペアをわんさか購入していたしで、私自身、長毛でペイントは試してはいませんが、塗装屋さんがやっているところを見る限り、とてもやりやすそうでした。

土壁はダイソーのローラー刷毛でOK

塗装道具=ホームセンター

そんな風に思っていたのですが、なんと100均のダイソーにも塗装グッズが売っています。その6インチの短毛ローラー刷毛スペアは2本で100円!ホームセンターで似たようなものを購入すると1本150円だから、1/3の値段です。

土壁は表面がツルツルしているので、 短毛の100均ローラー刷毛で十分! 私はコスト削減のために、砂壁、繊維壁以外は全てダイソーのローラー刷毛にしました。100均、万歳!(笑)

養生とは「養生+掃除」のセット。

*1階和室8畳

通称:実験場、2階和室6畳のペイント作業は、主人と二人作業で、9時〜21時の12時間で完成しました。
(養生→下塗り1回→ペイント1度塗り→ペイント2度塗り→養生撤去まで)

さあ、いよいよ本番?本気の1階のペイント作業。
一刻も早く汚い壁をまるっと綺麗に変身させたい!と勢い込んだのは良かったのですが・・・。養生しても養生しても、その養生作業が全然終わらない!!

この養生っていう作業。忘れてはいけないのは、マスキングテープやマスカーを貼り付けるために、 柱のホコリや汚れ取り除く必要あり! なのです。これがまた面倒臭い〜。

100均ダイソーで大量購入したセスキお掃除シートを使って、柱の拭き掃除しながらの養生作業しましたわ。

さらにね、そもそも和室って、洋室に比べて柱がいっぱい!特に縁側もある和室なんて、小窓なんぞついてたりもして、養生する場所5割増し!最後の方は、毎度のごとく悪態つきながらの作業となりました(苦笑)。

最終的に、和室2部屋分+廊下分を養生するのに費やした時間は24時間以上!

これ、ほんと!

この養生作業は本当に地味でつまらない作業でしたね。。。しみじみ。なので、なるべく 手伝ってくれるお友達を見つけて、おしゃべりしながら楽しく作業しましょう (笑)

DIYペイントが難しい場所はプロに頼む

基本的に、全てDIYでペイントしようと思っていました。

でも、どうしても怖くて自分じゃできない場所が出てきました。そこが階段の上!
急な傾斜の上に、踊り場も狭い。さらに、私は高所恐怖症(苦笑)。

天井ペイント用の伸縮性の柄(柄の先にローラーを取り付けられる)も購入したけど、そもそもど素人が養生せずにペイントしたら、悲惨なことになる!

どうしたものか・・・とこれまたDIYerの先輩たちのサイトを探しまくりました。

なかなか階段の壁までペイントする先輩はいませんでした。唯一発見した方は、なんと自分で足場を組んでペイントされておりました!!足場レンタルを利用したそうですが、レンタル料金だけで4万円もしたとか。

うーん。料金も高いけど、足場なんて私が組めるのか・・・

とそんな時。近所のお家の外壁塗装をしていた職人さんを見つけたので、思い切って声をかけてみたのでした(笑)。
「自分でペイントしているけど、どうしてもできない場所があるから、暇の時で良いのでペイントしてほしい」と事情を説明したら、気持ちよく快諾してくれました!ちなみに費用は1日25000円(税込)でした。

*当時は職人さんの日当料の相場って全く知りませんでしたが、だいたい25000円みたいです。

塗装歴10年って言ってたかな?足場なんて組まずに、脚立を使って作業しておりました。もうね、そのペイント作業の早いこと!早いこと!!

私自身、それなりに壁をペイントしてきたので、その仕事の早さ、仕上がりの美しさに圧倒されましたわ!

彼は彼で、これまで私がペイントしてきた壁たちをみて、「よくこれだけの広さをペイントしましたね」って感心してくれましたね。なんだか、それから色々と細かく「塗装」について教えてくれた気がします。

乾燥させている間、他の場所も塗ってくれました(笑)

このマスキングテープの使い方、実はこれがプロの技。何がって?普通はマスキングテープをべったり柱に付けてしまうのですが、上の写真のようにテープを立ち上げた状態にして作業するんです。

理由は、柱に塗料が飛び散らないから。

はっきり言って、プロだからできる技ですねー。私も和室4部屋分+廊下分を塗り終わった頃には、このやり方ができるようになりましたが・・・、正直、難易度はかなり高めでした。

 自分で作業しにくい場所はプロの手を借りる 。そういう発想に切り替えることも大事!と学んだ経験でもありました。

Before → After:2階和室

*何も手を加えていない・・・残置物があるときは、こんな感じでしたー

通称、実験場の2階和室です。ここは昭和30年代に増築されました。日当たり抜群の部屋なので、日焼けがすごいです!もともとは「白い」壁だったのに、茶色に変色してましたー。

ここは主人と二人作業で1日で完成!壁の面責は広いので、印象がだいぶ変わりましたね。
壁の色は、ベンジャミンムーアの色番号1566、艶感はEgg-shellです。

Before → After 和室8畳&和室6畳&縁側

*和室6畳

*和室8畳。襖紙のサンプルや、壁の色見本を貼ってますね。こうやって、実際にどの感じがしっくりくるか、じっくりと試しました。

和室2部屋分と縁側部分、大変でした・・・。
こちらも2階同様、壁の色はベンジャミンムーアの色番号1566、艶感はEgg-shellです。

Before → After 廊下

玄関から伸びる廊下たち。こちらも増築部分なので、繊維壁。
昔の木造建築なので、廊下だって柱が多いこと、多いこと・・・。ずっと脚立に乗った状態での作業でした。

Before → After ダイニング和室

一番最後に作業したところは、台所に隣接した和室、通称・ダイニング和室です。

他の和室は見ての通りモノだらけで、当時から物置状態でして・・・。この和室がいつもくつろいでいた、ダイニング兼リビング的な存在のお部屋でした。そのせいか、ここの部屋だけ、壁がリフォームされて、真っ白な壁紙が貼られてました。

壁紙だったおかげで、下塗りなし!作業は随分と楽でした。

・・・とはいえ。よく見ていただくと、ここの部屋の柱はステイン塗装しているんです。結局、そっちに手間がかかってます(苦笑)。

こちらの壁の色は、ベンジャミンムーアの色番号AF-295、艶感はSemi-gloss
Semi-glossにした理由は、一番、この艶感が掃除がしやすいから。台所とこの部屋は油の煙が壁につきやすいだろうということで、拭き掃除がしやすい塗料にしました。

感想

時間配分は養生8割、塗装2割

圧倒的に養生している時間が長いです。なので、養生している時間に、音楽かけたり、お友達とおしゃべりしたり・・・飽きない工夫をしましたね。

作業の難易度は低め。

でも、リノベーションのインパクトは大きいですね〜。壁って一番最初に目に入ってくる場所なので、壁の色を塗り終えてからの「快適さ」は大きく違いました!

和室4部屋+縁側+廊下。ここまでにすでに100㎡は塗りましたが、台所、水回り、そして洋間・・・とまだまだペイント作業は続くのでした〜

かかった費用は

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