洗面所のDIYリフォーム<後編>

今でこそ、上の写真のような快適な場所になりましたが。初心者セルフリノベーションでの道のりは長かったです〜

途中まで貼った床タイルも、色が気に入らなくって、チェンジしたり。
塗るつもりがなかった天井もペイントしたり。

・・・と追加作業も増えたりしましたけどね。
ま、作業過程で気軽に変更できるのがセルフリノベーションの良いところでもあります(笑)。

作業スケジュール

洗面所はほとんどトイレと同時進行で作業を進めました。

洗面所の壁(繊維壁)の壁剥がし(トイレと同時作業)

既存洗面台の撤去

壁のペンキ塗り

壁面タイル貼り

洗面台の新設

洗面所の床の底上げ

洗面所のフロアタイル貼り

トイレのドアのペイント
トイレのドアノブの交換

 

*オレンジ色の部分は業者

床を底上げするという作戦になったワケ

実は、洗面所エリアの床を全体的に底上げしました。その理由は「 廊下との段差 」をなくすため。この(上の写真)仕上がりにするために、計画を念入りいにしましたよ。

セルフ・リノベーションをする場合、常に2歩3歩先の作業内容、そしてスケジュールまでプランニングしなくてはいけません。

我が家の場合、洗面所(=脱衣所)から廊下〜縁側と一続きになっています。洗面所の作業をすすめると同時に、 廊下部分をどうするか をずーっと考えてました。

プラン① もともとのフローリングを活かす
プラン② 補強もかねてフローリングを重ねる

考えられるのは上記の2択。

もともとのフローリングを活かすって作戦は、具体的にはニスを剥がしきるほどにサンディング(深くヤスリがけ)して、さらにその上にニスなど塗る作業。ただ、今現在のフローリングをよーーーく見る(のぞく)と、縁側なんて隙間から外の地面が見えてるよ!(笑)
ちょうど九州産ヒノキ素材のフローリングをお安く入手できるネットショップを見つけたので、②の方法を採用することにしました。

タイル・オン・タイルならぬ、フローリング・オン・フローリング(笑)

で、ここで、問題が出てきます。それが、脱衣所との「段差」です。
購入しようと思ったフローリング材の厚みは約12mm。12mmって、結構な高い段差なんです!

そこで、この段差をなくすために 洗面所側の床も底上げ を決断しました。

クッションフロアが嫌いなので、床材選びが難航・・・。

廊下側のヒノキ・フローリング材の厚みに合わせて、洗面所の床を底上げする方針は決まりました。
次に決めなくてはいけないのが、洗面所の床材選び!

実は、これが一番選ぶのに時間がかかりました。
私はかなり決断力ある方ですが、本当〜に決められなかった〜
諦めきれなかったっていうのが正しい?(笑)

実は、洗面所の床面積はそれほど広くないので、本物の自然素材の「麻」を使ったタイルにしたかったんです。

ですが、やっと探しあてたものは、なんと50cm四方のタイル1枚で約3000円


資材とは思えない、超高級品!!
素敵です!素敵ですけど、完全なる予算、大オーバーです。
格安を求めて何時間もネットで探しました。
ですが、お手頃価格は廃盤になったりしていて、どうしても見つかりません。

で、何日も何日も探しましたが、さすがにこれは無理だと本物を諦めることに。かわって、天然素材風の、ゴルフ場や旅館のお風呂場で見かけるタイルを探すことにしました。
はい、樹脂製のものです。
色々な方のレビューや施工例を見ると、メンテナンスが楽みたい。お風呂場って湿気がある場所なので、現実的に考えて樹脂製の方が使いやすそうです。

お値段お手頃で、良い色合いのもの、見つけました♡
(こちらは、メンバーサイトにて詳しくご紹介しますね)

台所の床も同じものにすることにしまして、「黒色」を大量注文しました。
はい、当初は黒の籐タイルにしようと思っていましたー。

ホームセンターの木材カットサービスが便利!



タイルの厚さは3mm。
ヒノキのフローリングの厚さは12mm。

その差9mm。

ホームセンターに行って、一番安い材質の「ラワン材」、その暑さ9mmのもので対応することにしました。
(オットに)測量させ、図面も作らせ、ホームセンターへGO!
最近のホームセンターでは、 購入した資材のカットサービス があるんですよ。それをうまく活用しました。

ただし、特殊な形はカットしてくれません。
洗濯機の排水管の穴は、丸くくりぬける刃を購入して、オットが頑張ってくれました〜(笑)
ちなみに、ラワン材は、フローリング側ときっちり合わせて設置するため、接着剤などつけずに平置きにしました。
(動かなければ、接着剤はいらないなーという判断です)

タイル貼り

ラワン材の下地が整ったので、いよいよタイル貼り!
タイル用の両面テープでコツコツと貼っていきます。

とはいえ。古い家の難点は、あちこち壁がガタガタしている!
そこの部分を「切りかき」作業が大変でした・・・
こういう細かい作業は、私は大の苦手。
やれと言われればやるけど、仕上がりが汚くなるのがわかっているので、オットが率先してやってくれましたよ(笑)。

洗濯機の排水管。
さすが、道具の力、美しくピタッと同じ形!by オット(笑)

タイルを貼る面積自体は狭いのですが、「切りかき」作業が多く。
また、疲れてきているときに作業すると、市松模様を間違えちゃったりして(苦笑)。
結局、貼る作業に週末2回分、使いました。

土地がやたらデカイくせに、洗面所はやたらと狭いというアンバランスな家。
狭すぎて普通のカメラでは画角に収まらないので、スマホのパノラマで撮影しました。
画像、少し歪んでますね・・・汗
ですが、雰囲気はわかるかな、このピタっ感!
もう最高でした。ふふふ。

実は、台所と同じ黒色のタイルをと思って1/4ほど貼り付けておりました。

が。

貼り付ければ貼り付けるほど、全体的に暗い雰囲気になって気に入らず・・・
急遽、途中で色変えすることに。

ま、こういう 変更が簡単にできるのが、セルフリノベーションのメリット ですね。
明るい黄色にしました。うん、正解!

トイレドア。「迷ったら、塗る」作戦が効果的



中学生の頃、技術という科目で10段階評価で2をとった女です。
最初の頃は、ドライバーだって使えませんでしたよ、ほんと。

でもね、数ヶ月もすると、スイスイと使いこなし、一人でトイレ・ドアもはずしてDIYできるようになるんです。

床タイル貼りはオットと週末作業するので、平日は私一人の作業。
トイレドアに取り掛かりました。

さて、このトイレドア。
昭和40〜50年代を代表する「プリントベニヤ板」で作られています。

プリントベニヤとは、柄が印刷されたベニヤ板のこと

全くをもってダサく〜
ドアノブも錆びきり鍵がかからない。
当初は、ドア自体を取り替える方向で考えてました。

で、またここで、色々と問題が。

・既存サイズが当てはまらない〜
規格が古すぎて、セミオーダーできる規格と合わない〜
なので、フルオーダーしないといけない

・明りとりのガラスが入るドアはめちゃくちゃ高い
暗い場所なので、せっかくオーダーするならば、明りとりも兼ねてガラスをドアの一部に取り入れたい!なんて思ったわけです。が、お値段がすごく跳ね上がる!当たり前ですよね・・・素敵なデザインは値段が高いんです。

ドアノブもレバー式にしたいし、金具はマットな素材がいい・・・

いざ、オーダーしようと考えると、どんどん値段が跳ね上がるわけです。
全部私の希望を組みこむと、1枚10万円くらいに!

ん?

あれれ?それで良いのか???

トイレのドア1枚に10万円っておかしくない?
お金をかけるところは違うはず。

はっと気がつきました。我にかえりました。(笑)

で、こういうときは、「塗る」に限る。
壁と一緒のカラーにペイントすることにしました。


黄色いマスキングテープを使ったら、なんだかIKEA風に見えますね(笑)

プリントベニヤは特殊な表面なので、通常のプライマーは使えません。

ミッチャクロンを塗り、30分ほど放置。
(5月に入っていて、気温が上がっているので、30分程度でしっかり乾き切ります)

追記

プリントベニヤは、ミッチャクロンではなく、#200くらいで全体をかる〜くヤスリがけする方法が良いです。
ミッチャクロン自体がね〜、シンナー臭くって明らかに健康を害しそうなのでね。なるべく使わない方が良いかと思いました。

その後は、普通にペイントです。
こういった平面にペイントする時は、天井用の伸縮棒をつけて作業するのがやりやすいですよ。
(写真ないですが・・・)

そして、ドアノブ。
ホームセンターに行くと、むか〜しの規格のものでも、対応しているものがあります。
我が家に対応しているものは、見た目変わらない、ちゃっちいものしかありませんでした・・・
がっかり。

でも、綺麗であること、大事なので〜。
購入して、説明書通りに取り付けましたよ。

大丈夫、結構、女子でも簡単に取り付けられますよん。

綺麗になると、汚いところが気になり始める

壁塗って、タイル貼って、床も綺麗になって、ドアも取り付けました。
ハイ、洗面所、完成♡

・・・って言いたい時に、気になり始めたところが、天井。

実は、作業前にオットと相談して、彼の「天井は塗らなくてもいいよ」って一言で塗るのをやめたんです。

が。最終的に出来上がり目前。

「やっぱり塗ったほうがいいよな〜」ですって!!

あれ?和室DIYで凝りてたよね??それ繰り返す??っていう痛恨のミス。(苦笑)
 周り部分が綺麗になると、これまで気にならなかったところまで気になる のが古い家の宿命。

塗ること自体、かなり簡単な作業。それよりも、綺麗なところにペンキがつかないよう、マスキング作業が大変でした。
あ〜あ。もう本当に本当に最初からやるべきでした。

猛省、再びです。とほほ。

ちなみに。シチスのタイル。一部、貼ってなかったところを天井作業の後に貼り付けました。
なぜ、そんなことになったかというと、理由はタイルのカット作業が必要となった場所だから。

 ガラス製のタイルはプロでさえも、カットするのが非常に難しい代物。 

後日、玄関とお風呂場のタイルの目地埋めで2日間ほど来てもらったタイル職人さんに、タイルカットをお願いしたの。なので、そのところだけ作業が遅くなりました。

ちなみに、目地埋めはこれからです(笑)
タイル貼りする他の場所と同時にまとめて作業する予定です。

工事いらずで、最新の洗濯機用の水栓高さに変える!

セカンドハウスだかこそ、ささっと乾燥させたいので乾燥機能付きの洗濯機を購入するつもりでした。

でも、 昔の家は洗濯機用の水栓位置が低い! 

どうしよう〜。水栓位置の工事なんて、すごくお金かかりそう?!

ちょうどお風呂工事で来てくれる水道屋さんに相談したら、工事必要なしの便利なもの、教えてくれましたよ。


今ある配管部部に接続するだけで、高さがぐ〜んとアップしてくれるというもの。

配管の高さを変更するのは、壁を壊し、配管を増設し・・・とこれまでだったら、すごくお金がかかる作業が、たった7000円程度、一瞬で終了!

素晴らしい♡

こういうものを知らないと損しちゃいますね・・・。
ちょうど知り合いが、賃貸物件の洗濯機で困っていたので、教えてあげたら、とっても喜ばれました!

物干し問題。ホスクリーン、つけてみた

昔の家って、なぜか非常に使いづらい間取りが多い。

特に、我が家の水回りスペースは、ほかの場所に比べてやたらと狭い(苦笑)

洗濯ハンガーとかの収納スペースが棚の中などに確保できないので、天井に物干し竿をつけてもらいました。それが川口技研のホスクリーン

我が家はスポット型を採用しました。

理由は、
・使わない時は、吊り下げ棒を外すことができる
・吊り下げ棒の高さも微調整できる

シンプルなデザインで、しっかりしたツクリであることもポイント高いです。
東京の工務店の社長さんも言ってたけど、今、ものすごーーーく人気商品なんですって。

確かに、すごーーく便利でして。
洗面所に2セット設置した後、サンルームに2セット、2階寝室に2セット、2階和室に1セットと5セットも追加で購入しました!

 

全自動洗濯乾燥機と、MUJIの棚も購入して、完成です♡

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